『ライオンと牡丹』

２０１７年に発表した動物シリーズを版画にしました。
凛とした百獣の王ライオンと牡丹の花を組み合わせた華やかな作品です。

アクリル画特有の繊細な筆使いや、色彩の美しさを再現。原画は扱いが難しいと思っている方には耐久性（長期耐光性）が増したジクレー版画がおすすめです。
まるで浮かび上がってくるような鮮やかな線画を、ぜひお楽しみください。

ジクレー版画とは原画の画像をデジタル化させ、スクリーンを使用することなく、版画紙やキャンバスにダイレクトにインクを吹き付けて制作する作品のこと。ジクレーとは、フランス語で「インクの吹き付け」という意味があります。顔料系インク（長期耐光性）や高級版画用紙を使用することで、より原画の再現性を高められます。

ジクレー版画の制作にあたり、実際に4社で印刷をしてきました。その中でも特に原画に近い再現性を持つ会社と出会い、販売にいたることに。その4社との関わりを通じて、印刷物をアート作品に昇華させるためには、高性能な印刷機だけでは実現できないことを実感しました。

特に以下の2番は作家と会社の相性や、原画を再現する技術者の技量によって完成度が異なってきます。そして、このたびようやく原画のようなタッチや、繊細な色味が生き生きとする作品を印刷することができました。

完成後は、全身から喜びがあふれてくるのがわかりました。当ギャラリーでは、その感覚を皆様にも体感していただきたいと考えています。ジクレー版画の販売を通じて、日常に絵を飾ることで生まれる喜びを、たくさんの人と共有できれば幸いです。

1．原画をよりよい状態で画像にすること
2．画像を原画に近い状態のデジタル画に仕上げること
3．高性能な機械で印刷すること

エディッション（Edition, ED.）は「版」を表す言葉であり、 通常「限定部数（Limited Edition）」という意味で用いられます。「限定枚数」はエディションナンバー（ED.No.）とも呼ばれ、この作品には作家直筆でそのナンバーを入れています。

作品名：ライオンと牡丹
サイズ：W36.5×H44.2×D1.7cm（四つ切りサイズ）
エディション数：33まで
額装済み

※料金は額代とマット代込みです。
※作品にはエディションナンバー(ED.No.）と、作家の直筆サインが入っています。
※エディションナンバーはこちらで選ばさせていただきます。